えぐち一般歯科小児歯科医院

093-611-6222

マタニティ外来とは

女性は妊娠すると女性ホルモン(エストロゲン)の増加などにより、妊娠性歯周炎になりやすくなります。
それに伴い、歯周病菌が出す内毒素(エンドトキシン)が子宮を収縮させるホルモンに似ているため、早産や低体重児出産につながることもあります。
また、歯が痛くなったり歯肉が腫れてしまっても、気持ちや体調の変化から歯科治療を受けられずにいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このような問題を解決し、妊娠中の女性にも安心して歯科治療を受けていただけるよう、当院では「マタニティ歯科」を開設しています。
妊娠されている方は、スタッフまでお知らせください。また気になる事がございましたらお気軽にご相談ください。

妊娠中の歯科治療について

歯科治療はできるだけ安定期(妊娠5~9ヶ月ごろ)に行うことをお勧めしますが、その他の時期でも母体の状態や治療内容によっては可能です。

レントゲン写真

撮る部位(歯)はおなかから離れていること、防護衣(鉛のエプロン)を着ていただくこと、放射線量はとても少ない(日常生活で自然に浴びている量より少ない)ことから、おなかの赤ちゃんへの影響は限りなくゼロに近く、心配ありません。

麻酔注射

歯科治療に使う麻酔は治療する歯の周辺にしか作用しない局所麻酔なので、おなかの赤ちゃんに影響する心配はありません。


※レントゲン写真や麻酔が必要な場合、時期や症状も考慮し、最小限で使うようにしておりますのでご安心ください。

妊娠歯科検診でお口の健康を保ちましょう

北九州市内にお住まいの妊娠中及び出産後1年未満の方は、妊婦歯科検診手帳の受診票をご提示ください。

*検診で発見された歯周病・虫歯等について治療を受ける場合は、医療費がかかります。

妊娠中の歯科治療Q&A

治療に使う麻酔が、おなかの赤ちゃんに影響しないか心配です。
歯科治療に使う麻酔は治療する歯の周辺にしか作用しない局所麻酔なので、おなかの赤ちゃんに影響する心配はありません。
レントゲンの放射線が、おなかの赤ちゃんに影響しないか心配です。
撮る部位(歯)はおなかから離れていること、防護衣(鉛のエプロン)を着ていただくこと、放射線量はとても少ない(日常生活で自然に浴びている量より少ない)ことから、おなかの赤ちゃんへの影響は限りなくゼロに近く心配ありません。
痛み止めや化膿止めが、おなかの赤ちゃんに影響しないか心配です。
基本的には、妊娠中は薬を服用しない方向で考えます。
しかし、状態により必要な場合は、おなかの赤ちゃんへの影響が少ない痛み止めや化膿止めの薬を処方することがあります。 このような場合、必要最小限なので心配ありません。